今後の方針

今大学三年生なのでそろそろ就職に向けて周りが資格を取ったりインターンに行ったりしていて、ツイッターを見ていると就活絶対したくないという同期のツイートと就職が決まったが社会人になりたくないというツイートとなかなか内定が決まらなくてしんどいという先輩のツイートがあって、全員がピーターパン症候群だし全員がシンデレラ症候群だと思った。

私は就職したくないみたいな気持ちはあまりなくて、そもそも集団で生きるのがかなり得意なので新しい集団に属する事が楽しみだったりもする。私の実家はめちゃくちゃお金持ちという訳でもないが少なくとも20年間でお金に苦労した事はなくて、なおかつ今の水準以下の生活をした事がないので貧乏暮らしだけは避けたいと思っていた。そして今の大学卒のレベルで貧乏暮らしを回避するには神奈川県庁の職員とかその辺を狙うのが正しいと思ったのでそろそろ勉強しなきゃなぁと二年生の冬あたりに考えていた。

ところがそのあとの言語学系の授業で国立国語研究所の方の話を聞く機会があって20年行きていて割と初めて学校での勉強が面白いと思い始めて、このまま誰にでも割とできるOLになるのは少しもったいないのではないか、四年間で学んだ事が活かせる日本語教師になるのもアリだという考えに変わり、だんだんみなとみらいの県庁が霞んで行った。

日本語教師は大学の日本語教育専攻、副専攻だったり、なんかそれ用の講座を何時間か受講したり試験に合格したらなれたりして、教師と名がつく割にかなり低いハードルを突破するとなれる。そして今は日本語教師が不足しているのでかなり大手の日本語専門学校でも常に求人を出している。でも日本語を専門学校で学ぶ外国人は日本よりも物価の安い国である事が多いので日本語教師の給料はそこそこ安い。常勤でも月16万とかが普通にある。

つまり大卒で日本語教師だとかなり貧乏暮らしをする事が避けられないっぽい。先述の通り貧乏暮らしを避ける事は人生の最重要課題なので、先生などに相談して出した結論は「大学院」だった。

大学院に行って日本語教師修士をとると大学の留学生日本語センター的なところで働けるようになる。一概には言えないかもしれないが私立大学の講師は専門学校の講師と比べてかなり給料も良くなり、建物も綺麗で、労働環境がかなり良くなりそうだ。二年間学生期間を拡張できるし大学院の学費もざっと計算しただけで5年くらい働けば元が取れそうだと思った。

という訳で最近はもっぱら大学院進学メンタルです。大学院に進む事のデメリットはほとんどないと言われている「内部生であるにも関わらず入試に合格できない」人になった時割と積むという事とパッとみてわかるように私は将来への方針が1、2年おきに大幅に変わってしまうので大学院在学中に気が変わって学部卒の仕事がしたくなった時に「200万かけて大学院に進んだ」という事実が足枷になる可能性が大いにありえるという事だ。

とりあえず今年もまだ2ヶ月あるし、就活が始まるまで5ヶ月くらいはありそうなのでゆっくり考えていこうと思う。

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